ADDREG レジストリキーと値を作成/変更します ADDREG ルート文字列, レジストリパス, [値の名前], フラグ, データ[, データ]...  ルート文字列 HKCR: HKEY_CLASSES_ROOT HKCU: HKEY_CURRENT_USER HKLM: HKEY_LOCAL_MACHINE フラグ 0x00000002: 既存なら上書きしない 0x00000000: 文字列 0x00000001: バイナリ 0x00010000: マルチストリング 0x00010001: DWORD 説明 「レジストリキー」または「キーの値」を作成/変更します。 (※注意:レジストリの操作は、万一、失敗するとシステムに致命的なダメージを与えることがあります。作業は慎重に行ってください。) ATTRIB ファイルの属性を表示、変更します ATTRIB [/P][+R|-R][+A|-A][+S|-S][+H|-H][パス名]   /P ファイル名をフルパスで表示    R 読み取り専用属性の設定    A アーカイブ属性の設定   S システムファイル属性の設定   H 隠しファイル属性の設定   + 属性の設定   - 属性の解除 ファイル属性を表示・変更します。パス名にワイルドカードを使用できます。 以下は、属性の表示フォーマットです。  *DASHR パス名    *: ROMファイル    D: ディレクトリ    A: アーカイブ属性    S: システムファイル    H: 隠しファイル    R: 読み取り専用 BEEP サウンドを鳴らします BEEP   [サウンドタイプ]   サウンドタイプ    0  既定のサウンド   16  システムエラー   32  メッセージ(問い合わせ)   64  メッセージ(情報) 指定したサウンドを鳴らします。コントロールパネルで各種イベントのサウンドがなるように設定されていないとサウンドはなりません。 BG 実行中のバックグラウンドプロセスを表示します BG  [/ALL] 引数無しで実行した場合には、バックグラウンドプロセスの実行ファイル名と引数だけが表示されます。/ALL を指定すると、さらにプロセスID とプロセスの開始時間が表示されます。 CALL バッチファイルを実行します CALL [/I] [/N] [/X] [/P ディレクトリ名] [/E] [ファイル名] /I 現在の環境を継承 /N 起動時の環境を使用 /X エラー発生時に処理中止 /P 作業ディレクトリを指定 /E バッチファイルのあるディレクトリを作業ディレクトリに使用 バッチファイルを実行します。カレントディレクトリでバッチファイルが見つからない場合にはコマンドサーチパスを探します。拡張子の BAT は省略可能です。 CD CHDIR PWD カレントディレクトリを表示,変更します CD [ディレクトリ名] (別名:CHDIR, PWD) カレントディレクトリを変更、表示します。 CLS CLEAR 表示,履歴をクリアします CLS [ALL] (別名:CLEAR) ログウィンドウをクリアします。引数に ALL を指定するとコマンド履歴もクリアします。 COMP 2つのファイルを比較します COMP [/S] ファイル1 ファイル2 /S 結果表示を省略します。 ファイル1とファイル2を比較します。比較結果は同一であるか、差異があるかだけを表示します。 COPY CP ファイルをコピーします COPY ファイル名  パス名 (別名:CP) ファイル名で指定したファイルをパス名で指定したファイルにコピーします。パス名にディレクトリを指定した場合には、そのディレクトリの下に同名のファイルを作成します。ファイル名にはワイルドカードを指定できます。 DATE 日付を表示,変更します DATE YYYY-MM-DD DATE YYYY/MM/DD  YYYY: 西暦を4桁で指定   MM: 月を指定   DD: 日を指定 システム日付を変更します。MMには1〜12を指定。01〜12でもよい。 DDには1〜31を指定。01〜31でもよい。 DEL ERASE ファイルを削除します DEL [/P][/F] ファイル名 (別名:ERASE) /P 確認メッセージを表示 /F ファイルを強制的に削除 指定のファイルを削除します。ファイル名にワイルドカードを使用できます。削除するファイルに読み取り専用属性,隠しファイル属性,システムファイル属性が設定されている場合には /F を指定ます。 DELREG DELETEREG レジストリーキーまたは値を削除します。 DELREG [/Q] ルート文字列, レジストリパス[, [値の名前]] /Q 削除実行時の確認メッセージの表示を省略 ルート文字列   HKCR: HKEY_CLASSES_ROOT HKCU: HKEY_CURRENT_USER HKLM: HKEY_LOCAL_MACHINE 「レジストリキー」または「キーの値」を削除します。 (※注意:レジストリの操作は、万一、失敗するとシステムに致命的なダメージを与えることがあります。コマンドの実行は慎重に行ってください。) DIFF 指定の2つのテキストファイルの相違点を表示します DIFF [/I] [/U] file1 [/U] file2 /I 空白文字のみの相違なら無視 /U Unicodeファイルとして処理 file1 比較対照のファイル1 file2 比較対照のファイル2 【外部コマンド】 指定された2つのテキストファイルの内容を比較し、差異を表示します。 DIR LS ファイル,ディレクトリの情報を表示します DIR [/B] [/C] [/L] [/W] [A属性[属性...]] [Oソート順[ソート順...]] [パス名] (別名:LS) /B ファイル名のみを表示 /C サイズを桁区切りで表示 /L 小文字で表示 /W 一覧形式で表示 /A 指定した属性のファイルを表示   A アーカイブ属性 D ディレクトリ H 隠し属性 R 読み取り専用属性 S システム属性 /O ファイルのソート順を指定   N ファイル名 S サイズ E 拡張子 D 更新日付 G ディレクトリが先 /S ファイルをサブフォルダまで再帰的に検索 指定のファイル,ディレクトリの情報を表示します。パス名にワイルドカードを使用できます。 DIRREG PRINTREG レジストリの値を表示します DIRREG [/S] ルート文字列, レジストリパス [, [値の名前]] /S 再帰的にサブキーの値を表示する ルート文字列 HKCR: HKEY_CLASSES_ROOT HKCU: HKEY_CURRENT_USER HKLM: HKEY_LOCAL_MACHINE 指定のレジストリキーの値を表示します。 DMOKF テキストファイルの文字コード・改行コードを変換します DMOKF [/I SJIS|JIS|EUC|UNIODE|UTF8] [/O SJIS|JIS|EUC|UNIODE|UTF8|UTF8N] [/N CRLF|CR|LF] InputFile [OutputFile] /I 入力ファイルの文字コード /O 出力ファイルの文字コード /N 出力ファイルの改行コード InputFile 入力ファイル名 OutputFile 出力ファイル名 【外部コマンド】 指定のファイルの文字コードを変換して出力します。 DUMP ファイルのデータを指定の形式で表示します DUMP [/C|/D|/O|/W|/X] ファイル名    /C 1バイトづつASCII文字で表示  /D 1バイトづつ10進数で表示  /O 1バイトづつ 8進数で表示  /W 2バイトづつ10進数で表示  /X 1バイトづつ16進数で表示 ECHO 文字列を表示します ECHO [ON | OFF] ECHO [/A | /U] メッセージ [>|>> ファイル名] ECHO /N [>|>> ファイル名] ECHO メッセージ [>|>> ファイル名]  /A シフトJISで出力  /U Unicodeで出力  /N 改行のみ出力   ログウィンドウにメッセージを表示します。引数に /N を指定すると空行を出力します。引数に [ON | OFF]を指定してエコーモードを切り替えることができます。引数を省略すると現在のエコーモードを表示します。 > を使って、指定のファイルにデータを出力することができます。> を使うとファイルへの上書きになり、>> を使うとファイルの末尾への追加になります。 ENTRY コマンド履歴を登録します ENTRY コマンド コマンドをコマンド履歴に追加します。 EXIT OpenDOS窓を終了します EXIT OpenDOS窓を終了します。バッチファイル中に記述した場合には、そのバッチファイルの実行を中止します。 FILEINFO 指定のファイルの情報を表示します FILEINFO filename... filename 情報を表示するファイル 【外部コマンド】 指定のファイルに関する情報を表示します。 GOTO バッチファイルで、指定の行にジャンプします GOTO ラベル バッチファイルで使用し、ラベルの次の行に制御を移動します。 HELP ヘルプを表示します HELP [コマンド] 内部コマンドの簡潔なヘルプを表示します。引数を省略すると内部コマンドの一覧を表示します。 IF 条件付きでコマンドを実行します .IF [NOT] ERRORLEVEL 番号 コマンド IF [NOT] 文字列1==文字列2 コマンド IF [NOT] EXIST ファイル名 コマンド NOT 条件の論理否定 番号 終了コードと比較する数値 条件が真の場合にのみコマンドを実行します。 1番目の書式を使うと、直前に実行した内部コマンドの終了コードが番号以上の場合にコマンドを実行します。 2番目の書式では2つの文字列が等しい場合にコマンドを実行します。 3番目の書式では指定のファイル・ディレクトリが存在する場合にコマンドを実行します。 NOT を指定すると、条件が偽の場合にコマンドを実行します。 KILL 実行中のバックグラウンドプロセスを強制終了します KILL  /ALL KILL  BGコマンドの通し番号 KILL  プロセスID KILL  ファイル名 指定のプロセスを強制終了します。/ALL を指定すると実行中のすべてのバックグラウンドプロセスを強制終了します。その他の書式を使用する場合は、まず BGコマンドを実行して[通し番号][プロセスID][ファイル名]を調べ、それを引数に指定します。 MKDIR MD ディレクトリを作成します MKDIR ディレクトリ名 (別名:MD) ディレクトリを作成します。必要であれば、中間ディレクトリを作成します。 MOVE MV ファイル,ディレクトリを移動します MOVE パス1 パス2 (別名:MV) パス1で指定したファイル・ディレクトリをパス2に移動します。パス2にディレクトリを指定した場合には、パス1をパス2の下に移動します。パス1にはワイルドカードを使用できますが、その際、「@ パス2にファイルを指定」「A ワイルドカードとマッチするファイルが複数ある」の両方が満たされるとエラーになります。また、パス2に既存のファイルを指定するとエラーになります。 PATH コマンドサーチパスを表示,設定します PATH ; PATH [[ディレクトリ1][;ディレクトリ2]... ] コマンドサーチパスを設定,表示します。引数を指定せずに PATH コマンドを実行すると、現在のコマンドサーチパスを表示します。引数に : だけを指定すると、コマンドサーチパスをクリアします。コマンドサーチパスを設定するには、コマンドの検索先のディレクトリを ; で区切った文字列を引数にして PATH コマンドを実行します。 PAUSE バッチファイルの実行を一時停止します PAUSE 「処理を継続するには、OKボタンをクリックしてください。」というメッセージボックスを表示し、プログラムの実行を一時中断します。 POPD ディレクトリスタックの1番上のエントリーにカレントディレクトリを変更します POPD ディレクトリスタックの最上段のエントリ取り出し、カレントディレクトリをそこに変更します。 PUSHD カレントディレクトリをディレクトリスタックに登録します PUSHD [ディレクトリ名] カレントディレクトリをディレクトリスタックの最上段のエントリーとして記憶します。そして、カレントディレクトリを指定のディレクトリに変更します。 PROMPT プロンプトを変更します PROMPT [新しいプロンプトの書式] プロンプトを変更します。新しいプロンプトの書式に下記の文字列を含めると、プロンプトの表示時に、該当する情報に展開されます。 $A & $B | $C ( $D 日付 $F ) $G > $L < $P カレントディレクトリ $Q = $S 半角スペース $T 時刻 $V OSのバージョン番号 $_ 改行 $$ $ $+ ディレクトリスタックに PUSH されているディレクトリ1つにつき + を1つ表示する RMDIR ディレクトリを削除します RMDIR [/S][/Q] ディレクトリ名 (別名:RM) /S ディレクトリ内のサブディレクトリとファイルをすべて削除 /Q /S を指定した際の確認するメッセージを省略 指定のディレクトリを削除します。 REM バッチファイル中にコメントを記述します REM コメント 行末までをコメントとして処理します。 RENAME REN ファイル,ディレクトリの名前を変更します RENAME パス名 新しい名前 RENAME /E ファイル名 [拡張子] (別名:REN) 1番目のコマンド書式を使用してパス名で指定したファイル,ディレクトリの名前を変更できます。2番目の書式を使用するとファイルの拡張子を変更できます。2番目の書式ではファイル名にワイルドカードを指定できます。 RMDIR RD ディレクトリを削除します RMDIR [/S][/Q] ディレクトリ名 (別名:RD) 指定のディレクトリを削除します。 SET 環境変数の値の設定/変更/削除と一覧表示を行います SET [環境変数名=[値]] 環境変数の値の設定/変更/削除と一覧表示を行います。引数を指定せずに実行した場合には環境変数の一覧を表示します。値を指定しなかった場合には、その環境変数を削除します。値を指定した場合、環境変数が存在しなければ新規作成し、既存であれば値を変更します。環境変数名は大文字と小文字を区別しませんが、値は大文字と小文字を区別します。 SHIFT バッチファイルの引数の値をシフトします SHIFT バッチファイルにおいて、引数をシフトします。シフトとは %0 を削除し、%n の値を %n-1 に代入する操作です。 SORT 標準入力または指定のファイルのテキストを行毎にソートして標準出力に出力します SORT [/H][/R][/U][filename] /H 使用方法を表示 /R 降順でソート /U 入力ファイルは Unicode filename 入力ファイル 【外部コマンド】 標準入力または指定のファイルのテキストを行毎にソートして標準出力に出力します。 SYSTEMINFO Windows CE デバイスと OS に関する情報を表示します SYSTEMINFO 【外部コマンド】 Windows CE デバイスと OS に関する情報を表示します。 TIME 時刻を表示,変更します TIME HH/MM/SS  HH: 時間を指定  MM: 分を指定  SS: 秒を指定 システム日付を変更します。MMには1〜12を指定。01〜12でもよい。 DDには1〜31を指定。01〜31でもよい。 TOUPPER 入力されたテキストの英数字を大文字に変換します TOUPPER [/H][/U][filename] /H 使用方法を表示 /U 入力ファイルは Unicode filename 入力ファイル TYPE CAT テキストファイルを表示します TYPE [/H 行数][/T 行数][/S][/U] ファイル名 (別名:CAT) /H 行数 ファイルの先頭から指定した行数を表示 /T 行数 ファイルの末尾の数行を表示 /S 文字コード系としてShift JISが使用されているとして処理する。 /U 文字コード系としてUnicodeが使用されているとして処理する。